血行不良が原因?

肩こりとアトピーは関係ないように思えますが、実は両方とも結構不良が原因となっていることが多いです。

主に肩こりは、同じ姿勢を毎日繰り返すことで筋肉が固くなり血行不良を起こし筋肉のコリを引き起こします。

また、アトピーも筋肉のコリなどの血行不良が起こることっで肌が乾燥し発疹やかゆみの原因になることがあります。

一見関係のないような症状に見えますが、アトピーの症状を持っている方が日常的に肩こりの症状を持っている方も多いです。

肌の状態

血行不良が起きると肌が乾燥したような状態になります。肩こりの症状を持っている方の肌の状態をみるとくすんでいたり、乾燥した状態の方も多いです。

また、結構不良の状態になると熱をうまく発散させることができず、皮膚が赤くなったり熱を持ってしまうこともあります。

また、乾燥の状態が続くと肌のバリア機能が低下して外からの刺激に敏感になり、かゆみや赤みなどを引き起こす外的要因から肌を守れなくなりアトピーなどの症状を引き起こすこともあります。

生活習慣

肩こりは長時間のパソコン作業などで同じ姿勢が続くことや、運動不足などで筋肉が固くなることでも起こりやすくなります。

また、寝不足やストレスもコリを引き起こす原因になりやすいです。寝不足やストレスによって自律神経が乱れると交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、慢性的な筋肉のコリを引き起こす原因になります。

食生活では身体に熱をためやすい油モノや甘いものを食べすぎてしまうと身体に熱がたまりやすくなり、アトピーの症状が悪化する原因になります。

改善するために

まずは血行不良の原因になっているコリを改善していきます。

セルフケアとしてストレッチや睡眠をしっかりとることなどを意識するとコリが改善しやすくなります。そして湯船につかる習慣を持つことも大切です。

また、油モノや甘いものを控えるなど食生活を見直すことも重要です。

そしてセルフケアをしながら、それでもなかなか改善しない筋肉のコリに対しては鍼灸治療が有効です。

鍼灸治療は筋肉を緩め、自律神経を整えていく効果もあります。

なかなか改善しない肩こりや、アトピーの症状があるときは一度鍼灸治療を受けてみてください。